Bentley Motors Embeds Diversity and Inclusion at The Heart of its Organization
ベントレーモーターズ、ダイバーシティ&インクルージョンを組織の中核に
ベントレーモータースは事業再編により、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)にさらにフォーカスし、会社の中心に機能横断的な組織を設立した。 ウェイン・ブルースがチーフコミュニケーション&D&Iオフィサーに就任し、既存の社内外のコミュニケーション業務にD&I戦略を加える。 現在ベントレーモータースが進めているビヨンド100戦略には、ベントレーがその車と同じくらい個性的な従業員がいる最も多様性に富んだ高級車メーカーを目指すことが含まれるためだ。
2023年4月5日
ベントレーモーターズは、ダイバーシティとインクルージョンの戦略をビジネスの中核に据え、CEO直属のチームを新設・拡大することを発表。D&Iは機能横断的なコミュニケーション部門に属し、会長兼CEOのエイドリアン・ホールマークと人事担当取締役であるカレン・ランゲ博士の共同指揮下に置かれることになる。
この再編は、ダイバーシティ&インクルージョンに関する理解を職場に定着させ、次世代の製品を成功に導くために、従業員のダイバーシティ・ネットワークを確立することにあるという。
現在すでに、多様性のさまざまな側面から5つのネットワークが構築されており、従業員の10%以上に相当する約500人が参加。ちなみにベントレーは、クリエイティビティとイノベーションの推進には多様な経験と視点が重要であると考え、2025年に管理職の多様性を30%に高めるという目標を設定し、そのためのロードマップを策定している。
会長兼CEOのエイドリアン・ホールマークは、今回の戦略的変更について、次のように述べている。
「私たちは、ダイバーシティが成功をもたらし、様々な経験やクリエイティビティ、インクルージョンの範囲を広げることで、事業戦略やイノベーション、意思決定において、協力し合うことができるようになります。私たちは、ダイバーシティがビジネスの根幹をなすものであり、それゆえ、組織のあらゆる領域に関わる中核的な機能であるべきだと信じています」