2023年もベントレーは全世界で好調な販売実績を達成

ベントレーは2023年には全世界で13,560台を販売し、過去3番目となる高水準を達成した。ラグジュアリーSUVのベンテイガはエクステンデッドホイールベースの導入も伴い、総販売台数の44％を占める最量販シリーズとして堅調なセールスを牽引している。

1月24日
ベントレーモーターズは2023年、全世界で13,560台を販売し、過去3番目に高い好業績を記録した。過去最高益を達成した2022年からは11％減少したものの、顧客のパーソナライゼーションへの関心は以前よりも遥かに高いレベルに達し、全購入者の約3/4が標準オプションで選択可能な460億通りの仕様には飽き足らず、マリナー部門による特注オプションを追加したとの統計が出ている。これは前年比43％の増加を示しており、ラグジュアリー業界において、顧客が真にユニークでエクスクルーシブな商品を求めていることを表している。
アズールやS、スピードといった高収益をもたらすデリバティブモデルへの顧客の関心も高まり、その構成比は前年の30％から70％にまで達した。また、ベンテイガEWBは発売後最初の1年でベントレーのSUV受注の1/3以上を占めるなど、予想を大きく上回る快進撃を見せた。ハイブリッド車のラインナップも引き続き人気を博しており、フライングスパーとベンテイガの購入者の4人にひとりがハイブリッド仕様を選択し、英国がその主要な市場となっている。
ベンテイガは変わらずベントレーのベストセラーであり、実に総販売台数の44％に上り、世界で最も成功したラグジュアリーSUVとしての地位を強化した。さらにコンチネンタルGTとGTコンバーチブルの安定した人気も続いており販売台数の31％を、フライングスパーは25％を占めた。
ベントレーモーターズの会長兼CEOであるエイドリアン・ホールマークは2023年の全世界の販売結果について次のように述べている。
「市場およびモデル別の世界的な需要は引き続き旺盛であり、ハイブリッドモデルへの関心も高く、今年もさらに多くの需要が見込まれることから、今後1年間については慎重でありながらポジティブな見方を続けています」