サステイナビリティの旅を続けるベントレーがオリーブタン・レザーをモントレー・カー・ウィークで発表

自動車メーカーとして初めてレザー・ワーキング・グループ（LWG）に参画したベントレーは、持続可能なレザー戦略における新たな重要な一歩を踏み出す。有害な金属やミネラル、アルデヒドを含まない業界最先端の製造プロセスを経たオーガニックレザーをオプションで導入し、このオリーブタン・レザーを採用した新型モデルをモントレー・カー・ウィークで発表する。

8月11日
ベントレーモーターズは持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーを目指すビヨンド100戦略の一環として、顧客向けに完全オーガニックなオリーブタン・レザーをオプションとして導入する。このレザーの特徴はオリーブオイル産業の有機副産物を使用した最先端のなめし工程にある。このなめし剤はオリーブオイルの圧搾工程で抽出される廃水から得られるもので、有害な金属やミネラル、アルデヒドを含まない。
出来上がったオーガニックレザーは驚くほど柔らかく、エレガンスや耐久性、そして比類なき品質を象徴する高級車ブランドに相応しい仕上がりとなる。オリーブ工場廃水（OMW）技術を起用した初の自動車メーカーこそがベントレーなのだ。このオリーブタン・レザーは8月18日にカリフォルニアで開催されるモントレー・カー・ウィークで発表される新型モデルに初めて採用される。
ベントレーのレザー担当のテクニカルエキスパートであるマーク・スタン氏は次のように述べている。
「レザーは当社のカーインテリアに欠かせない要素であり、ベントレーの特徴的な仕上げを生み出すための重要な要素です。ベントレーでは1台につき8〜12種類の比較を使用しており、そのすべてがEU圏内で調達されています。また、ベントレーは森林伐採に関連する皮革の使用を避けており、これは環境に優しいプロセスを奨励するサプライチェーン内の取り組みを反映したものです。私たちは引き続き、より持続可能な皮革の調達を実践するとともに、皮革のサプライチェーンを改善するための活動に取り組んでいきます」