Best Ever Financial Results in 2022 – 82 Per Cent Growth in Profit from a Four Per Cent Volume Increase

Best Ever Financial Results in 2022 – 82 Per Cent Growth in Profit from a Four Per Cent Volume Increase

By SAWAMURAMAKOTO

ベントレー、2022年決算で過去最高の業績を達成 販売台数は4%増にとどまるも営業利益は82%の大幅増

2022年、ベントレーは過去最高の販売台数、15,174台を記録。販売台数としては前年比+4%だが、売上高は+19%となる33億8000万ユーロを達成。これは顧客の購入パターンが大きく変化したことが要因だと考えられる。

2023年3月17日
ベントレーモーターズは2022年通期決算において過去最高の業績を達成し、営業利益は2018年と比べて10億ユーロ近く増加したと発表。販売台数は15,174台と2021年比で4%増にとどまったものの、売上高は19%増の33億8000万ユーロ、営業利益はなんと82%増の7億800万ユーロという好業績となった。
これは製品ポートフォリオの充実化、パーソナライゼーションによる収益確保への方針転換、販売台数よりもカスタマーバリューを重視した戦略、近年の構造改革の成功を証明している。
具体的には、よりハイスペックな派生モデル、オプションの販売増、リミテッドエディションやコーチビルド部門製作モデルの販売などが功を奏し、売上高利益率は2021年の13.7%から20.9%へと大幅に上昇。
堅調な収益と需要の高まりによって今後のビヨンド100戦略のための自己資金を確保。クルー工場への30億ユーロの投資と、2026年からの5年間で5車種の新BEV発売を予定している。