Speed Six Continuation Series ‘Debuts’ at Goodwood

Speed Six Continuation Series ‘Debuts’ at Goodwood

By Keisuke Baba

スピードシックス・コンティニュエーションシリーズがグッドウッドでデビュー

ベントレー史上、最も成功を収めたレーシングカーであるスピードシックスが93年の時を経て甦り、由緒あるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでワールドプレミアを迎えた。

7月13日
歴史上、最も重要なベントレーの1台であると評されるレーシングカー、スピードシックスがレプリカ以上の存在であるコンティニュエーションカーとして、オリジナルと同じ設計および工程で甦り、グッドウッドで世界初公開された。マリナーによる戦前車のコンティニュエーションシリーズはブロワーに続き、2番目のモデルとなる。
スピードシックス・コンティニュエーションシリーズの設計が正統であることを保証するため、1930年のル・マン24時間レースに出場したオリジナルの仕様とセットアップに焦点を当て、広範な調査が行われた。可能な限り多くのオリジナルの図面を採用し、1929年と1930年のレースの変更点を詳細に記した当時のメカニックノートの内容も反映されている。
スピードシックス・コンティニュエーションシリーズに搭載する新しい6.5Lの6気筒レース仕様エンジンの開発には、600を超える新規の部品が必要とされた。そして最初のダイノテストではピーク出力205bhpを弾き出したが、これは1930年にレースチューニングされたオリジナルエンジンのデータと比較し、わずか5bhp以内の誤差しかないことを示すものであった。
開発車両である“カーゼロ”は非常に熟練したマリナーの職人やスペシャリストのチームによって、10ヶ月の月日を掛けてビルドされた。このプロジェクトの主要な意義は、伝統的なコーチビルドの技術を現代的に見直し、維持していくことにある。顧客向け車両の最初の1台は今年10月から製造が開始され、2025年末までに限定12台すべてが完成となる見込みだ。