Continental GT 20th Anniversary Baton Completes Lap of the World

Continental GT 20th Anniversary Baton Completes Lap of the World

By Keisuke Baba

コンチネンタルGTの生誕20周年を記念した世界一周バトンリレーを達成

ベントレーはコンチネンタルGTの誕生20周年を記念し、20人の特別なドライバーを選出したグローバルバトンリレーを実施。バトンはヨーロッパ、中東、中国、アジア太平洋、そしてアメリカを横断し、クルー本社へと帰還した。

12月6日
コンチネンタルGTの生誕20周年を記念したユニークな世界一周のバトンリレーは、このプロジェクトのために作られた特製バトンがクルーに到着したことによって幕を閉じた。バトンはコンチネンタルGTの生産年数に倣った20人のジャーナリストやコンテンツクリエイターたちによる印象的なドライブを経て次のドライバーへとリレーされていき、ヨーロッパ、中東、中国、アジア太平洋地域、アメリカ、そしてイギリスにその足跡を残した。
20周年記念バトンはクルーのスタジオでデザインされ、市販モデルの装備と同じレベルの細心の注意を払って製作された。コンチネンタルGT生産1号車のエクステリアと同じサイプレスグリーンで仕上げられたバトンは、航空機のプロペラのブレードのように左右非対称にひねりが加えられており、ドライブモードセレクターを模したローレット加工が施されたキャップを回すことで、20人のドライバーの名が記された巻物を収納するバトン内部にアクセスできるようになっている。
ベントレー・デザインコラボレーションの責任者であるクリス・クックはそのディテールに深く踏み込んでいる。
「バトンの装飾のすべての要素はコンチネンタルGTにインスパイアされたもので、どの形にも目的があります。例えばエンドキャップにはコンチネンタルGTの3つの特徴的なラインである、フロントホイールアーチから車両の側面に沿って伸びるパワーライン、ルーフのフライライン、そしてリアホイールの上にある筋肉質なハウンチラインが簡略化されたグラフィックで表現されています。バトンを水平に持って手の中で回すと装飾の輪郭にそれぞれのラインが見えるでしょう」
この20周年記念バトンは初代コンチネンタルGTとともにベントレーのヘリテージガレージに保管された。ベントレーの歴史においても非常に重要な1年が幕を閉じようとしている。