ベントレーが2度目の“Net Zero Plastic to Nature”認定を取得

ベントレーは廃棄物管理とトレーサビリティプロセスに対する継続的な取り組みを評価する気候関連企業であるサウスポール社による“Net Zero Plastic to Nature”認定を2022年に続いて2023年も取得した。

11月28日
ベントレーモーターズは2年連続で“Net Zero Plastic to Nature（プラスチック廃棄物排出ゼロ）”の認定を獲得した。国際的に知られるこの認定は気候変動対策企業であるサウスポール社が実施するもので、ベントレーの製造業務から最終消費に至るまでの意欲的な環境コミットメントを支援する継続的な取り組みが評価された形となった。
2021年に行われた綿密な監査では、物流と製造過程で使用される業務用マイクロプラスチック部品包装、およびグローバルディーラーにおけるプラスチック保護材の廃棄が対象となり、ベントレーの広範囲にわたる環境へのプラスチックフットプリントが高く評価された。また、物流と製品ライフサイクルの一環として、タイヤの摩耗によるマイクロプラスチックの排出も監査されている。
2022年にはこの認定を取得するためにベントレーはプラスチック廃棄物の管理レベルとトレーサビリティを大幅に向上し、97％のプラスチック廃棄物を適切に処理し、処理されないプラスチック廃棄物を大幅に削減することに成功。すべての輸入物流の梱包資材は管理され、埋め立て廃棄物ゼロと廃棄物の輸出の最小化を実現した。これらはベントレーが掲げる“ビヨンド100戦略”に沿ったものだ。
ベントレーは海洋および陸上でのプラスチック回収やリサイクル、再利用に焦点を当てたプラスチック廃棄物回収プロジェクトである“Second Life Thailand”を支援する公認団体に投資もしている。廃棄物軽減のために提供した資金は、2022年に排出された未処理のプラスチック廃棄物の全量を対策するのに充分な額だ。