ベントレーの究極のグランドツアラー、実走テストを開始

2022年8月にモントレー・カー・ウィークでデビューした、18台限りのW12クーペ、バトゥール・クーペ。100週間以上にわたるパワートレイン開発が完了し、欧州各地でテストを開始した。

2022年12月6日
開発中のバトゥールのうちの1台であるカーゼロは、実際の状況をシミュレーションするため、ヨーロッパ横断2,500kmの大規模なテストドライブを開始した。ドイツを出発し、イタリア、フランス、スペインを経て、試験場での高速テストが行われる。
テストは2台の先行開発車で行われ、120もの個別テストも含まれる。その行程は58週間にも及ぶ。
マリナーのチーフテクニカルオフィサーであるポール・ウィリアムズは、次のようにコメントしている。
「プロジェクト開始当初から、このクルマが究極のGTでなければならないことは明らかでしたので、エクステリアデザイン、エンジンパワー、ハンドクラフトのインテリアなど、すべての要素が妥協なく作り上げられました。バトゥールは18台しか生産されませんが、その品質レベルは、現在ベントレーが毎年生産している15,000台と同じでなければなりません」