ワン・オブ・ワンのGTスピードでコンチネンタルの20年間の成功を祝う

ベントレーモーターズは2003年に発売された最初のコンチネンタルGTの仕様にインスパイアされた1台限りのコンチネンタルGTスピードをビルドし、その生誕20周年を祝った。この車両はGTの初号機であるVIN20001と共にモントレー・カー・ウィークの一環として開催されたモータースポーツ・ギャザリング“ザ・クエイル”に展示された。

8月22日
2003年に発表され、21世紀のベントレーブランドを再定義し、販売台数を10倍にまで引き上げたコンチネンタルGTは、現代のラグジュアリーグランドツアラーのベンチマークであり続けている。ベントレーのヘリテージコレクションの中で最も重要な現代車に位置付けられるこの第一号車は、サイプレスグリーンの塗装をまとい、サドルレザーのシートとバーウォールナットの化粧板を用いたインテリアで仕上げられていた。今回、特注で作られた2023年式のコンチネンタルGTスピードは、その偉大な先代からインスピレーションを得て、特別に製作されたインテリアを備えている。
サドルレザーとバーウォールナットパネルは両車のキャビンに採用されているが、23年モデルではオリジナルモデルのテーマをさり気なく強調した仕立てとなっている。リッチなサドルカラーは“スペシャルグリーン”のアクセントハイドで引き立てられ、コントラストカラーのステッチが全体に施された。フェイシアとウェストレールはオープンポアとハイグロスのダークバーウォールナットの2種類のウッドで仕上げられ、サイプレスのピンストライプペイントがインテリアとエクステリアを繋いでいる。
コンチネンタルGTの生誕20周年を祝う同車両には、ポリッシュドブラックのエクステリア・ブライトウェアや様々なテクニカルな機能強化、カーボンファイバー製フロントスプリッター、サイドスカート、ディフューザー、繊細なトランクリップスポイラーなど豊富な装備が採用されている。インテリアにはネイム・フォー・ベントレーのオーディオとローテーションディスプレイがインストールされ、パーソナライズされたトレッドプレートには”20 years of the Continental GT by Bentley Mulliner”と記されている。この記念すべき1台はアメリカ人コレクターが購入し、モータースポーツ・ギャザリング”ザ・クエイル”にて納車された。